文藝春秋「嗜み(たしなみ) 2011年冬9号」に掲載されました。
『嗜み(たしなみ)』2011年冬9号の
発酵王国ニッポンのルーツを探る
味噌と醤油のはじめて物語
という企画内で、醤油の起源「金山寺味噌由来説」で紹介されました。
日本で生活するうえで、切り離すことが出来ない発酵食品である「味噌」と「醤油」にスポットをあて、その知られざるルーツをたどる。
和歌山・湯浅は醤油発祥の地といわれており、その町で伝統的な醤油を作り続けている会社として紹介されました。
「九曜むらさき」は、その醤油の起源といしてあげられている、金山寺味噌のたまりを使用して造られた醤油です。これは、日本で唯一の商品です。
ただ残念なことに、記事でも紹介していただいてますが、金山寺味噌のたまりを使用したしょうゆはJAS法のしょうゆの規定からいうと「しょうゆ加工品」という分類になってしまうのです。
現代の醤油の定義から離れてしまっていますが、これは「江戸時代から変わらない醤油」なんです。
一度、醤油のき起源となった「金山寺味噌のたまり」でつくっている『九曜むらさき』をご賞味ください。
また、詳しい内容は
世界一の醤油をつくりたい 湯浅醤油有限会社 社長 新古敏朗のブログでもご覧いただけます。