浜口梧陵 (江戸時代に生きた伝説の男)
2009年12月19日
現在も神様のようにあがめられ、尊敬されている人物 「浜口梧陵」
実は、ヤマサ醤油の7代目 江戸時代(1820~1886年)の人物
1854年(安政元年)12月23日、安政の東海地震(M8.4)が発生し、その32時間後に襲った
安政の南海地震(M8.4)のとき梧陵は、地震の揺れを感じたあと、
海水が沖合へ退いていくのを見て津波が来襲することに気付く。
村人たちに危険を知らせるため、自分の田にある刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に松明で
火をつけた。
火事と見て高台に集まった村人たちの眼下で、津波は猛威を振るう。
よって村人たちはみな津波から守られた。
これが「稲むらの火」という教科書にも載っていた物語。
でも、ここからがまた凄い、
被災後、将来再び同様の災害が起こることを慮り、
私財を投じて防潮堤を築造した。(失業対策の公共事業に似ています、でも 私財!!)
住民は、仕事に就くことができ、心を込めて松林の堤防を構築
これにより広川町の中心部では、昭和の東南海地震・南海地震による津波に際して被害を
免れることができた。
現在も、町の誇り神のような存在で心の中にあり その堤防も残っている
死んでなお未来の人の命まで救った男です。
ありがとうございます。
もちろん 私も尊敬しています。
すばらしい考えの持ち主だったんでしょうね、会って話を聞いてみたかった。
今の人も見習うところがいっぱい有ると感じています。
稲むらの火 サイト
http://www.inamuranohi.jp/index.html
日経新聞の記事が出ていたので思い出したように書いてみました。