2024年12月
vol.134
- ステーキハウス「オリエンタル」
- 鍬先章太
ボルドーで造ってワイン樽にて熟成しただけあってワインのような雰囲気を醸す醤油です。日本の醤油と扱い方を同じくしては勿体ないと思いました
2024年10月
vol.132
- toco*towa
- 岡田亜紀
湯浅醤油の『生一本黒豆』は、味が深く、チョコレートとの相性も抜群。用いる事でコクが出ます。甘さの中にふんわり醤油香が出て、みたらし団子のような甘じょっぱさを感じさせてくれます
2024年09月
vol.131
- トラットリア・イ・ボローニャ
- 小林清一
海中熟成醤油は、その名の通り和歌山の海中で寝かせていたからか、塩角もなく、まろやかな味わい。旨みも出ており、これならしょっぱくならないと思って使ってみました
2024年08月
vol.130
- フルートフルート
- 高見大介
湯浅醤油の『柚子梅つゆ』は、使い勝手のいい商品。この味を嫌いな日本人なんて、まずいないでしょう。角がなくて旨く、ピュアなので飽きずに味わえるのがいいですね
2024年03月
vol.126
- とうふ空野 南船場店
- 鈴木宏幸
醤油の発祥の話に紐付く『九曜むらさき』は、味が強(きつ)くなく、丸みがあって豆腐料理と一体化します。聞けば、金山寺味噌を造る時の薬味のエッセンスも入っているのもいいですね
2024年02月
vol.125
- 嗜酒(しゅしゅ)
- 香川麻衣子
旨みが強く、食べ応えのあるおかず味噌なので、それ自体でも酒のアテに使えますが、今回は『わさび金山寺』を大和芋のとろろに載せて、日本酒に合う料理にしました。おかず味噌が、ピリッとまとめてくれるいい酒のアテになりましたよ
2024年01月
vol.124
- 日本料理かわもと
- 川本徹也
丸新本家の『白みそ』は、一言で表現するなら〝甘すぎない白味噌″。味噌汁はもとより調理味噌にも力を発揮します。一料理人の意見としてですが、このくらいの味わいの方が関西には合っているのではないでしょうか
2023年11月
vol.122
- 御料理 竹寳
- 竹中和也
丸新本家の『赤みそ』は、深みがあります。三年熟成と説明するが、十年ぐらい寝かせたのではと思ってしまうほどの味わいです。タイトルにある『赤だし』よりもむしろ料理に使う方が面白いと思って調理しました
2023年10月
vol.121
- Bar SAVOY hommage
- 森崎和哉
カカオ醤は、実にユニークで面白味の溢れる素材です。でもこれを使ってカクテル化となると難しい。ヘーゼルナッツリキュールやマスカルポーネ、テキーラのレポサドと合わせたら新しい体験が生まれましたよ
2023年09月
vol.120
- ごはん家Tasuke
- 宮本好剛
一般の醤油のように醤油辛さが出ると、それを使っての豆腐づくりは無理でしょうが、『生一本黒豆』を用いると、色も抑えられ、豆腐の味も上手くいきます。昔ながらの醤油という感じで、旨みがよく出ています。
2023年08月
vol.119
- 北新地ふじもと
- 藤本直久
一般的なポンズと違って醤油メーカーが造っているだけあって醤油が旨いポンズに仕上がっています。『ゆずぽん酢』は、トゲがなく、旨みが凝縮していますよ
2023年07月
vol.118
- 蔵の料亭「さかばやし」
- 大谷直也
魯山人醤油は、色目の割りには味がさっぱりしており、調理してもしつこくなりません。切れがよくて舌に残らないのが特徴。かつてベテランの料理人が作ったような赤だしの上澄み的な使い方もできるほど、雑味がない調味料です
2023年06月
vol.117
- Bar Around The World osaka
- 田淵稜人
ほんの少し加えただけでベリー系のチョコレートのような風味が_。とにかくコクが凄く醸し出てドライ系には決してならない。旨み成分がしっかり詰まった不思議な調味料です。
2023年05月
vol.116
- オールデイダイニング「ザ・ブラッスリー」&中国料理「桃李」
- 井口晃一&北田利明
どことなく豆鼓に似た印象を得たので、海老や鯛などといった淡泊な素材で表現してみました。『カカオ醤』は、クセがあってチョコレートにも似た香りを楽しむ調味料。久々に頭を悩ませ甲斐のある、面白いものに出合いました。
2023年04月
vol.115
- 鮨 藤左ヱ門別館 輝
- 中谷嘉幸
初めて『魯山人』醤油を味わった時に衝撃が走りました。めちゃくちゃ旨い醤油で、即使いたいと思ったんです。和歌山市の店は、ハイクラスでネタが特別。それに合う醤油は、これしかありません。
2023年03月
vol.114
- YUZUYA A TABLE Ukita
- 浮田浩明
黒豆みそは、オリーブの雰囲気を有し、の味噌にも関わらず洋風料理によく合います。一般的な味噌より酸味を感じるのでサラダに用いてもいいですし、バターやオリーブ油との相性から仏・伊料理にも使えます。
2023年02月
vol.113
- トラットリア アル・ポンピエーレ
- 松井良輔
金山寺味噌をいかに伊料理に使うかが、今回の取材の課題でした。何を合わせるべきかで熟考したところ、野菜がいいとの結論に。そのまま調理すると甘くなりがちなので何かで延ばし、脂肪を足すことで満足感が得られる一皿を作りました
2023年01月
vol.112
- にほん酒、まえ畑
- 前畑孝実
和歌山出身なので金山寺味噌には、昔からなじみがあります。中でも『具だくさん金山寺味噌』は、具材が細かく切っておらず、コリコリした食感も楽しめるのが魅力。具と味噌の旨さが二つとも味わえるスグレものです
2022年12月
vol.111
- 創作ダイニングTAKÉ
- 竹田卓生
赤だし味噌は、ソースと合わせると柔らかい味になっていいですね。フレンチといえど、赤味噌を使うことがしばしばあって、それが入っている方が日本人には親しみのある味に映るんですよ。
2022年11月
vol.110
- トラットリアコウシン
- 岡村幸治
お店では、以前から『樽仕込み』を使っており、湯浅醤油の商品には親しんでいますが、今回の取材用に『生一本』が来て、その風味に驚かされました。醤油をなめた時にその繊細さが舌に伝わって来ました。
2022年10月
vol.109
- PERTICA(ペルティカ)
- 白竹俊貴
個人的には『具だくさん金山寺味噌』をかなり気に入っています。シンプルで旨く、既に完成されている商品なのです。奥行きが長くて広い印象。具材があるのでうまく調理にその特徴をいかしてみました。
2022年09月
vol.108
- グリルDAITO
- 大東文彦
丸新本家の『白みそ』は、米から3カ月以上かけて造っているからか、京都の白みそとは全然違います。味がしっかりしているので、それを使って甘めのソースに仕上げました
2022年07月
vol.106
- 炭火焼肉ホルモン 仁
- 相楽昌志
魯山人醤油をたとえるなら天皇みたいな調味料。初めは一言で誉め称えられるが、モノを知ってくればくるほど、一言で言えないくらいの逸品だとわかって来ます。
2022年06月
vol.105
- 岩鶴屋
- 岩鶴裕介
しっかりとした風味を持つ醤油でコクがあり、香りも高いのが『魯山人』醬油の特徴。割るのには勿体ないぐらいの代物なのですが、思い切ってその逸品と紀の川の柑橘を合わせてポン酢を作りました。
2022年05月
vol.104
- 「頓珍館」(とんちんかん)
- 平川千磨
魯山人醤油は、濃口でも淡口でもなく、バランスの取れた逸品。さっぱりと醤油の甘みをも感じ取れますし、それでいてコクもある。今回はそんな商品が引き立つように考えて作りました。
2022年04月
vol.103
- 中華料理「桃李」
- 北田利明
普段なら魚醤で調味する蒸物を、『ゆずぽん酢』に代えて作ってみました。これならシーズニングの量も少なくて済むし、柚子香があるので日本人好みの風味に仕上がります
2022年03月
vol.102
- 北新地 西洋料理店ふじもと
- 藤本祐太
西洋料理では、ほぼ使わない金山寺味噌を手にした時、いかにこれで調味してやろうかと考えました。結果、金山寺味噌とヴァンブランソースの融合に。共通点は発酵食品で、できるだけ塩を用いることなく、その特性で調味してみたんです
2022年02月
vol.101
- 静心
- 古里静眞
白醤油は、煮込んでも食材に色がつかないので使いやすい。それに一般的な白醤油より塩分も少ないのがいいですね。煮物はもとより、鍋のだしにと気がついたらこの商品をよく用いています
2021年12月
vol.100
- 杢兵衛
- 寺田慎太郎
金山寺味噌は、なじみの薄い存在でした。野菜のディップのように使うのが本来かもしれませんが、それでは面白くないとばかりに朴葉味噌にしてその風味を混ぜるような表現方法を取ったんです
2021年12月
vol.99
- Il Teatro(イル テアトロ)
- 神谷龍雄
丸新本家の『白みそ』は、他社のに比べ角が取れていて、熟成期間も永いのでチーズ代わりに使えると思いました。これを用いながら調味することで、ヴィーガンに対応できそうな風味の料理が出来上がりました
2021年12月
vol.98
- 紅宝石(こうほうせき)
- 李順華
柚子梅つゆは、万能調味料で揚物にかけてもさっぱり感が出ていいですね。料理人ながら家庭で調理をするのが面倒だという時は、よくこれを活用するんですよ。原液のまま使用し、だしで延ばすと丁度いい味わいに。柚子っぽさも出て、梅つゆの香りもあって使いやすいですね
2021年09月
vol.97
- ドリーム
- 辻本ひとみ
鯛の煮付けを作ろうと思って初めて『煮つけ濃口湯浅醤油』を使ってみました。濃口なので辛いのかと思いきや、舐めたら少し甘く、煮付にはぴったり。これなら他の調味料はあまりいらないですね
2021年08月
vol.96
- 仔羊肉鉄鍋料理 藤林館
- 藤本喜寛(左)、林幸司(右)
萬醤は、甘口の醤油で奥行きがある。味わいも深いために韓国風ジンギスカンのタレづくりにはぴったりでした。醤油や味噌の旨みや甘みをいかしながらフルーツなどで酸味のバランスをとっていいタレが出来上がりました
2021年07月
vol.95
- フランエレガンYUZUYA橋本亭
- 浮田浩明
醤油も金山寺味噌もきちんと造られたもの。その味わいで、造りの良さがわかります。いい品は、じわっと美味しさが伝わり、その余韻が永い。ワインを飲んだ時にアフターが続くような感じに似ています。
2021年06月
vol.94
- オーションビュー
- 上西剛志
丸新本家の『あわせみそ』は、味がしっかりしていて使いやすい。これに『白搾り』と生クリームを足して味噌ソースを作ってみたのですが、これがうちのオムライスによく合うんですよね
2021年05月
vol.93
- 有馬山叢 御所別墅
- 勝田英治
一般的な金山寺味噌と違ってこれは味がキツくない。まろやかで丁度いい甘みを持っています。職人気質としては、あれこれさわりたいものなのですが、味見したとたん、一切そんな思いはなくなり、ストレートに表現しようと思いましたね
2021年04月
vol.92
- 中華料理「桃李」
- 北田利明
樽仕込みは、塩角なく、食材の味を引き出してくれる醤油。なめた時に、だし醤油かと思ったぐらい、まろやかで優しい味がしました。コレを用いることで、中華の濃いイメージを払拭し、淡い味付けが実現します。
2021年02月
vol.91
- 北新地 西洋料理店ふじもと
- 藤本直久
仮りにカカオ醤油が他でできたとしても淡泊な白身魚に用いると、ついついそれが勝ってしまうものになるのでは…。そうならないように設計できるのは、湯浅醤油の技術と味があったればこそ。『カカオ醤』は、このメーカーだからこそ成し得た発明ではないでしょうか
2021年01月
vol.90
- 寿司常
- 石川里留
生一本黒豆は、濃口よりむしろたまりに近い味わいがあります。角がなく、コクがあるので造りにはいいですね。なぜか焙煎したような香ばしさがあるような印象を抱きました
2020年12月
vol.89
- キュイジーヌ・フランコ・
ジャポネーズ・マツシマ - 松島朋宣
カカオ醤は、肉には100%合う調味料。カカオの香りを有すものの、甘さがなくて美味。ファーストインプレッションでも、アフターノーズでもカカオの香りが感じられ、存在感があります。上品な揚げ物や上品な料理には合うのじゃないでしょうか。
2020年11月
vol.88
- トモエサヴール
- 札谷加奈子(トモエサヴール代表取締役社長)
カカオと醤油の両方を感じ取ることができる、今までにない味。『カカオ醤(ジャン)』は、甘いだけじゃないカカオの楽しみを伝授できる画期的な商品になるはずです。もはやこれはチョコレートの第五の発明と言われてもいいかもしれませんね
2020年06月
vol.87
- オールデイダイニング「ザ・ブラッスリー」(ホテル日航関西空港)
- 井口晃一
あま酒を初めて仏料理に使いましたが、味だけではなく、もっと違う効果が得られたのにはびっくり。ナイフの入りといい、肉質の柔らかさといい、まさにあま酒パワーが出ましたね。状態が変化していく様を見ながら、もっと他のものにも試してみたいと思いましたよ
2020年05月
vol.86
- (休店中)アリオリオ
- 松田 朗
ひしおもろみは、醤油の実といわれるだけあってかなり個性的な商品です。辛さが極立つので使う分量を加減しなければなりません。ただバターとの相性がいいようです。バターを用いることで辛さが抑えられ、まろやかさが出て洋食にうまくフィットしました
2020年04月
vol.85
- 蔵の料亭「さかばやし」
- 加賀爪正也(「さかばやし」料理長)
毎年、作りなれたイカナゴの釘煮も醤油を替えれば味が変わって旨くなります。『魯山人』醤油で煮詰めると、黒く光るが、決して辛くはなりません。見ためより上品な味に仕上がり、日本酒のアテにはぴったりです。
2020年03月
vol.84
- okamoto Comminca(岡本コミンカ)
- 家崎美明・中川聡子
九曜むらさきは、金山寺味噌のたまりからできた稀少な醤油。味見した時に即、みたらし団子をイメージさせました。これでみたらしのタレを作り、かき氷にかけてみたら面白いのではと考えたのです
2020年02月
vol.83
- iro-hanaかふぇ食堂
- 吉川哲雄
柚子梅つゆは、ありそうでなかった調味料で、まさに斬新。使ってみたいとのワクワク感にかられました。アレンジも利くので色んな料理に対応できそうです
2020年01月
vol.82
- うまい麺には福来たる 西中島店
- 中村英司
丹波黒豆みそは、丹波黒100%で造ったもの。一年半~二年ほど熟成しており、旨みが一般の赤味噌よりかなり強い。丹波黒の皮や粒が入っているのが面白く、この点を考慮したスープに仕上げました
2019年12月
vol.81
- 温泉寺
- 浅野英俊
この味噌は、香りがけっこうあって上等品。一般的なものだと、ここまで香らないが、これは指でちょっと味見しただけでいい匂いを発しています。今回は粟麩の色も考慮して白と赤を合わせ、田楽味噌を作ってみました。
2019年11月
vol.80
- 北新地 西洋料理店ふじもと
- 藤本直久
他の醤油に比べて実にマイルドな味で、アミノ酸の量の凄さに驚かされました。後味がいいのも特徴の一つで、塩味は消えるけれど、甘味は舌に残っています。まさに飲める醤油です。
2019年09月
vol.78
- コパン・ドゥ・フロマージュ
- 宮本喜臣
取材に際して金山寺味噌を見つめたら、チーズとの新たなマッチングが浮かんで来ました。醤油のもろみで作った『モロマッジョ』もそうですが、湯浅醤油は地元の名産として職人的気質をかきたててくれる商品ばかりです。
2019年08月
vol.77
- 旨い魚と旬の肴 三福
- 中谷世志樹
蔵匠樽仕込みは、豆の味がよく出た醤油で、味に厚みがあります。豆の風味を持つせいか、甘みも感じ取れますし、香ばしさもあります。これを用いると、醤油の持つ風味で食べる一品ができあがります
2019年07月
vol.76
- ITADAKIMASU FINE FOOD
- 中島大介
黒豆みそとは、珍しいもので、使うのは初めて。少し酸味を感じ、クセがあるのかなと思いましたが、使ってみたらそれも杞憂に終わりました。使い易くて、料理は思った以上に美味しく仕上がりましたよ
2019年06月
vol.75
- 紀州麺処 誉
- 濱慶太郎
うちは醤油ラーメンに『萬醤』を使用しています。何種類かの醤油をブレンドしてオリジナルの味にするんですが、『萬醤』は甘さが特徴。醤油の濃さもあるけれど、甘みがいい割目を果たしてくれています。これを用いることで甘さが表現でき、しかも全体を引き締める役割になっているんです
2019年04月
vol.73
- オイスタールーム梅田
ハービスエント店 - 柴田慎一
燻ししょうゆを味わった時、はっきり言ってびっくりしました。ほんの少し垂らしただけで燻製の香りを強く発します。アクセントでいいので、少量でも使いたい、そんな衝動に駆られました
2019年03月
vol.72
- Studio BULK&Sonorite40HALL
- 河上和成(左)・長谷川幸太郎(右)
シンプルに調理しても美味しい加工品ですが、少しプロの技を加えることで十分通用するメニューになりました。関西らしい素材かもしれませんが、東上する可能性を秘めています
2019年02月
vol.71
- 水曜日のオルタナ。
- 三嶋達也
生一本黒豆は、透明な深海をも彷彿させるような醤油。濃くしても嫌な味にならず味が澄んでいます。雑味のない、柔らかな味で、醤油の上品さが感じられる一品としてカレーで表現してみました
2019年01月
vol.70
- 餃子日和
- 大野由里子
豚肉がたっぷり入っているから『極撰黒豚餃子』には『カレー醤油』を合わせました。日本人になじむカレーの味に開発したもので、スパイスも利いており、肉の多い餃子にはぴったりです。
2018年12月
vol.69
- 北新地 西洋料理店ふじもと
- 藤本直久
ゆずぽん酢は、醤油メーカーが造るポンズで、無添加でいいですね。柔らかい酸味なのに、柚子の風味は利いている。優しい味でも十分存在感があるんです。真ん中にきちんと芯がある_、そんな調味料ですよ。
2018年10月
vol.67
- ソース工房FONTE
- 竹原愛
濃口醤油のように素材に色がつかないし、料理しやすい味がいいですね。『白搾り』を湯で割っただけなのにだしのような風味に。なのでシンプルにそれだけで炊き込みご飯にしてみました。
2018年08月
vol.65
- ラウンジ&ダイニング ピア
- 岸本達哉
一般的なたまりを想像していたら全然違うのでびっくり。『九曜むらさき』は、塩分も抑えめで、さらさらしていて使い易い。いいものは壊したくないと思って使いました
2018年07月
vol.64
- 日本料理かわもと
- 川本徹也
赤だし味噌は、八丁味噌と違って米味噌で仕上げた関西人好みの味。豆味噌のような渋みや苦みがなく、まろやかです。今回はしょっぱさを緩和させる意味もあって白味噌や煮切りみりんをまぜて豆腐を漬けてみました
2018年06月
vol.63
- (閉店)JanSun(ジャンサン)
- 林幸司
オリーブ金山寺は、かなりユニークな発想から誕生した商品ですね。オリーブが入ることによって甘みやコクが金山寺味噌に一層加わります。せっかくユニークな発想で考えたのだからと、私も頭をひねって料理をしました
2018年05月
vol.62
- Amuni(アムニー)-da Maekawa
- 前川幸輔
味噌、醤油は直接的なので伊料理を表現するのは難しいかもしれません。それに出来上がったものに和の印象も強く与えてしまいがちなんです。けれど『塩麹』は別格。素材に塗って柔らかくなることを期待して使えます。これからも使いたいと思わせてくれた調味料です。
2018年04月
vol.61
- 北新地 西洋料理店ふじもと
- 藤本直久
ゆず金山寺は、塩分が少なく、バランスが実にいい。柚子の塩味も勝っていないのに不思議と柚子風味を主張しています。私が目指している料理には、最高のパートナーとなるべき調味料かもしれません
2018年03月
vol.60
- お酒がススムごはんや1975
- 内田正志
個人的に調理をするのに一番いい醤油を買おうと思って手に取ったのが『生一本黒豆』でした。この醤油は味がしっかりして使いやすい。万能な感じがいいですね。今回は詰めて使うことで、和歌山のメバチやメカジキに合わせています
2018年02月
vol.59
- 熟成肉と本格炭火焼肉 又三郎
- 大森淑伸
燻ししょうゆは、火を入れても香りが保たれています。普通は飛んでしまうのですが、これはそうなりません。だから一風変わった風味づけした料理ができたんです。燻製香の残った一皿になりました
2018年01月
vol.58
- アコルドゥ
- 川島宙
しょうゆもろみは、嫌みのない味で、甘みとのバランスがいい。コクがあってキャラメルのような風味を持ち合わせています。その味をストレートに表現するのが私のテーマ。デザートに用いたら面白い一皿が出来上がりました
2017年12月
vol.57
- にしか和
- 西川弘之
魯山人醤油を初めて使いましたが、濃さがあるのにまろやかという不思議な感じがしました。塩味が控えめで、バターと半々量で合わせてもまろやかさがあるからうまく中和するんです。他に何も足さなくても十分味わい深く仕上がりました
2017年11月
vol.56
- ナチュラルガーデン
- 前川和宏
地元のおばちゃん達がこぞって買いに行くという『塩麹』は他社製品とは違ったもの。パンに用いると、色づきは同じでも出来上がりのコクも甘さも違って来る。流石に地元で評判の高い品だけあります
2017年10月
vol.55
- ajillo and Pasta×三谷製麺所
- (右)芝田晴道・(左)濱治嘉輝
初めて使用する材料ばかりで、どうしようかと頭を悩ませましたが、イメージ通りに仕上がったようです。『白搾り』はしっかりした塩味があり、イタリアンやスパニッシュでも用いやすい。くどくない味で、後味もすっきりしています。
2017年09月
vol.54
- ホテル・アゴーラ リージェンシー堺
ベーカリー&パティスリー ファゴット - 高橋賢一
生一本黒豆は、ドライな酒を飲んだ時のような印象を得ました。しょっぱいのではなく、赤ワインのような深みが感じられる醤油で、こだわりと造りの丁寧さがひしひしと伝わってきます
2017年08月
vol.53
- 加太淡嶋温泉 大阪屋ひいなの湯
「旬魚旬菜和風ダイニング あくら」 - 赤間博斗
和歌山の特徴をいかして『湯浅醤油』を用いて料理を作ります。『くらびと』は再仕込み醤油なので色は深いですが、決して辛くはならない。味は深く、まろやかで使いやすい醤油です
2017年07月
vol.52
- 農家厨房 肥後橋店
- 中村伊都子
赤みそは、旨みが強くていいですね。甘いが、それがくどくないから使いやすい。火を入れると、香りが出て、野菜の味も引き出しやすい。素材と調和がとれる調味料です
2017年06月
vol.51
- じゅうじゅう亭
- 𠮷田貞夫
湯浅醤油のことをテレビで見て興味を抱いていました。今回、タンを『樽仕込み』に40分浸しましたが、醤油自体がまろやかなので辛くなりません。他の醤油ならこうはいかないでしょう
2017年05月
vol.50
- Trattoria Lucca
- 芝政和
白みそは使いやすい印象を受けました。甘さと辛さが丁度よく、かといって主張しすぎることはない。味がうまくまとまるので、和のものなのに十分、伊料理に使えると思います。
2017年04月
vol.49
- 大阪府日本調理技能士会
- 室田大祐
これまでのハラール醤油は、塩分が強すぎ、味に深みがありませんでした。この『ムスリムフレンドリー湯浅醤油』は、『樽仕込み』がベースとなっているので、私が思う味にできるんです。これで醤油の心配がなくなり、ハラール和食を一歩進めることができます。
2017年03月
vol.48
- 宴 ふく助
- 中野健
味噌も醤油も量を控えて作ったのにしっかりした風味が出ました。いつもの調味料とは差があるように感じたんですよ。これだけいい味わいなら、砂糖などを強くしなくても大丈夫。せっかくの持ち味を壊したくないと思ったんです
2017年02月
vol.47
- BAR 中原
- 中原淳史
九曜むらさきは、味がしっかりした醤油。でも辛くないので、今回のようなベーコンの塩気もうまく出してくれます。ゴマ油と合わせることでまろやかさが表現でき、いいアテになりました。
2017年01月
vol.46
- ステーキハウス オリエンタル
- 鍬先(くわさき)章太
魯山人醤油は、まろやかさが印象的。一般的なものなら入れすぎると調整がきかないが、これは浸透してくれるので大丈夫。食材に順応してくれる調味料です。
2016年12月
vol.45
- 日本料理 寺田
- 寺田繁
オリーブと金山寺味噌の出合いなんてまさに衝撃的。味の幅が広がるだけでなく、味噌感をオリーブが上手にまろやかにしています。このオイリーな調味料をなめ味噌にせず、料理屋らしく用いてみました
2016年11月
vol.44
- だし蔵 せんちゅうパル店
※2021/9/30閉店→10/8だし蔵跡にだし福オープン - 福本康利
魯山人は優しい味わいの醤油。だしを引き立てる特性があってすっきりした味が印象的。今回はこの醤油との相性を考えて昆布を抑えて鰹を強調させただしを作ってみました。
2016年10月
vol.43
- 日本料理 湯木 永楽町店
- 竹井久美
白搾りも白あえみそも初めになめた時は辛い気がしたのですが、使うとそうではなく、加えて行っても辛くなりません。添加物を使っていないから舌に残らないですし、使いやすいと思います
2016年09月
vol.42
- 十善寺・もみじ茶屋
- ラジオ制作兼茶屋運営スタッフ/藤田和宏
金山寺味噌は、口に入れた瞬間にご飯が欲しいと思いました。このままでも美味ですが、ご飯といっしょならさらに美味しい。だから今回はこだわりの『農樹』の米と合わせたんですよ。
2016年08月
vol.41
- Sizzling
(シズリング) - 料理人/西原民生
生一本黒豆は、香り高くて味がしっかりしている醤油。濃い味で、深みがあり、酸味もあるので、使いすぎると勝ってしまう嫌いがありました。だから少し煮切ったものをソースに数滴垂らしたんです。こうすることで素材同士を緩和させる役目が生まれたんですよ。
2016年06月
vol.40
- Bar SAVOY hommage
(バー・サヴォイ・オマージュ) - バーテンダー/森崎和哉
燻ししょうゆは、燻製香といい、味わいといい秀逸。何とかしてカクテルに用いることができないかと頭をひねってみました。ビタースの代用にこれを使って苦みを表現してみたんです。不思議とコレが行けるんですよ
2016年05月
vol.39
- 膳所 旬重 (神戸・有馬温泉)
- 料理人/松岡兼司
黒豆味噌を用いた味噌餡を多用し、変化球っぽく仕上げました。商品自体が美味しく、そのまま出すのが一番なのでしょうが、それでは職人の仕事とはいえません。『生一本黒豆』で味を締めたりしながら和系スイーツや甘味に挑戦。和食の職人でもこんなものができるぞと示したかったんです。でもいい調味料ってどんな料理にも変化を与えるんですね
2016年03月
vol.38
- フルートフルート (大阪・北新地)
- 料理人/大土橋勉
九曜むらさきは、そのできた過程から考えても味噌っぽい味わいを有しているように思えます。他の市販の醤油ほどとげとげしさがなく、甘味があって風味豊か。もう一味欲しい時にはぴったりはまる調味料なんです。
2016年02月
vol.37
- 菜彩旬美 冨々 (大阪・西梅田)
- 料理人/ 林幸司
柚子梅つゆは、梅・柚子・鰹節・醤油のバランスがよく、互いがケンカせずに良さが前面に押し出されています。どんな素材にも合う万能調味料と表現してもおかしくないでしょう
2016年01月
vol.36
- 肉割烹 山口 (大阪・北新地)
- 料理人/ 山口弾
蔵匠樽仕込みは、甘辛のバランスがよく、塩分も濃くないので、うまくコクを出すのに使えます。これを用いることで素材の底上げができるようにかんじました
2015年12月
vol.35
- 割烹 華うさぎ(大阪・南船場)
- 料理人/ 三浦貴之
金山寺味噌は、濃厚で具も多く、当然ながらそのまま食べたいと思わせます。でも今回は、あえて調味料として使ってみたんです。味をあまりさわらず、そのまとまりをいかすことを主に調理しました。
2015年11月
vol.34
- 農家厨房 北浜店 (大阪・北浜)
- 料理人/大仲一也
具だくさん金山寺味噌に潮州ラー油を混ぜてお粥に会うものを作ってみました。他の金山寺味噌じゃあ、まずこの味は出ませんよ。お腹いっぱいだった人がお代わりをしたぐらいの出来映えなんです
2015年10月
vol.33
- 麺屋ひしお 和歌山駅前店 (和歌山)
- 料理人/河端妙子
樽仕込みは少し甘味を有し、まろやかな醤油です。永く寝かせているから、このまろやかさが出るんでしょうね。黒いスープのラーメンは他にもありますが、醤油でそれを表現したものはまずないでしょう
2015年09月
vol.32
- ビストロ・ハシ (大阪・豊中)
- 料理人/橋村信治
どの商品も完成された味。ここまで完成された調味料を持って来られると、逆に悩みますね。だから変に触らず、このままの味で表現してみようと調理したんです。今回は醤油・味噌がわかるものが、私の料理テーマなんです。
2015年08月
vol.31
- アビス (東京・南青山)
- 料理人/目黒浩太郎
当然の事ですが、醤油と魚は合います。ただ他社のものだと、塩分も強く、いかにもという感じが出てしまう。『白搾り』は、色もなく、隠せるので、我々のようなフレンチの職人には使いやすいですね
2015年07月
vol.30
- (閉店)Liberte a table de TAKEDA
(東京・麻布十番) - 料理人/武田健志
素材は限られるかもしれませんが、使い方次第では色んな展開ができると思いました
2015年06月
vol.29
- レストランオマージュ店主
(東京・浅草) - 料理人/荒井昇
しょうゆもろみを小さく潰してフォアグラと一体感を持たせました。強烈というわけじゃないが、この味噌がないと、こんなに完成した味にはならないでしょう。そのまま使ってもいいようですし、隠し味にも使えますね
2015年05月
vol.28
- (閉店)むろ多店主(大阪・天保山)
- 料理人/室田大祐
思ったより規制が多いことにびっくりしました。そんな中で問題解決に寄与してくれたのが「魯山人」醤油。無添加は勿論、自然栽培の原材のみで手作りした醤油は、コクを出したり、味に深みをつけたりするのに欠かせません
2015年04月
vol.27
- ANDRE D.D.HOUSE店(大阪・梅田)
- 料理人/板倉賢光
あれこれさわらず、バーテンダーならそのまま食べられるようなものをと発想します。どう使って酒に合わせようかというのが私達の発想の原点なんですよ
2015年03月
vol.26
- (閉店)粋餐 石和川(大阪・北新地)
- 料理人/浦上浩
角がないのでこの『しょうゆもろみ』は、使いやすいですね。優しい味がするから関西人には評価が高いでしょう。今回はだしを使わず、水だけで豚汁を作りましたが、その芸当ができるのもこのおかず味噌の味があったればこそです
2015年02月
vol.25
- 神戸酒心館蔵内「さかばやし」
(神戸・石屋川) - 料理人/加賀爪正也
これまで赤みそで田楽みそを作ってきたのですが、ここまでのコクと味の深みは得られませんでした。『丹波黒豆みそ』を早くから知っていれば、もっと美味しく作れたのにと思いましたよ
2015年01月
vol.24
- 炭味家 えびす丸(大阪・梅田)
- 料理人/田中隆男・たか子
九曜むらさきは、甘みがあって柔らかい味わいです。甘くてサクサクしている香住のヤリイカにもいいですが、ねっとりした厚岸の真イカ(スルメイカ)には一番適していますね
2014年12月
vol.23
- セルフステーキARITA
(大阪・立売堀店) - 料理人/市川善郎
醤油を味わって思ったのは、濃いという印象。でも濃厚なのにすきっとしている。濃い味付けをするためには、たまりを使うのですが、これはたまりなしで十分濃さが表現できます
2014年11月
vol.22
- カラーズ(大阪・北新地)
- 料理人/加藤吾郎
コレが醤油かと思うほど自然な味がしました。一般的なものならたやすいかもしれませんが、これは強敵。自然な風味がする分、自然な味付けにしないといけないと、あれこれと考えたんです
2014年10月
vol.21
- 葵茶屋(京都市下京区)
- 料理人/春内学
完成された醤油や味噌に手を加えるのは愚の骨頂。それでもやってほしいと言うのだからまさに刺激的な仕事です。そう思わせてくれるほどこの醤油と金山寺味噌は面白い商品でした
2014年09月
vol.20
- 紅宝石(こうほうせき)(神戸・元町)
- 料理人/李松林・李順華
しょうゆもろみを口に入れると、甘みや旨みがほんのり伝わってくる。それがいきなりではなく、ゆっくりゆっくり舌に伝わってくるのが面白い
2014年07月
vol.18
- METZGEREI KUSUDA(芦屋市)
- 加工肉職人/楠田裕彦
外国人は、日本の食材に興味を持つ人が多い。最近は和のものを使ってとの依頼も増えてきています。今回のようにスパイスを足しても味噌の香りが勝つんですよ。まさにマスキングする力が宿っているんですね
2014年06月
vol.17
- 十年(とうねん)(大阪市北区)
- バーテンダー/工藤日出男
甘すぎると、バーボンの味に合いにくいが、この「あえみそ」は、ちょうどいい味。クルミと合わせて練ると、実にいいアテになりました
2014年02月
vol.13
- (閉店)十駕(京都・両替町)
- 料理人/竹氏清貴
主張しすぎる調味料はダメで、バランスよくおとなしい味でないと我々和の職人は使いづらいんです。この白醤油はあまり主張せず、バランスも丁度いいんですよ。
2013年08月
vol.7
- (閉店)旬魚彩菜 くすの木
(大阪・北新地) - 料理人/星野宏行
前評判を聞いてちょっと褒めすぎじゃないかと思ったんです。でも使ってみると、今まで味わったことがない旨さでびっくりしました