「和歌山企業トップ経営論」 講演に行きました。 2011年1月20日
2011年1月21日
湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp
丸新本家 http://www.marushinhonke.com の新古です。
和歌山県と和歌山大学の依頼で、「湯浅醤油(有)」の経営論の講演に行ってきました。
本当は、私なんかが話すのは恐れ多いと思うのですが、和歌山の伝統産業として
学生さんに伝えなければならない事 伝えたいことが有ったので、講演させていただく事にしました。
思い切って参加させていただきました。
話した内容は、
20年前の当社は、バブル景気で生活に不自由がなかった事
バブル崩壊と高速道路の延長によるお客様激減
南紀白浜とれとれ市場出店によるお客様の声を聞き、湯浅醤油で蔵見学(工場見学)の必要性から
見学できる、しょうゆ蔵を立ち上げたこと
世界最高の醤油をつくり、和歌山から世界に伝えようと考えていること。
しかし、・・・・
それは、・・・・
自分一人の力では、何ともならないから、
マンガ「ワンピース」のシーンから
「おれは、剣術を使えねーんだ コノヤー!」
「航海術も持ってねェし」
「料理も作れねェし!」
「「ウソもつけねェ」
「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自身がある!!!」
世界グローバル化の時代、世界から見たら 日本の賃金は高すぎる
だから、産業が流出し、海外から安い製品が入ってくる
この、中で景気が良くなると考えるのがおかしい
私は、まだまだ悪くなると思います。
高度成長期にインフラや最先端技術に心を奪われ
伝統産業が今大変な状態に有ること
私は、これを考え直して、再構築する年代であるとも話しました。
「必要なのは、そういうことに共感していただける仲間と前向きな心と行動」
そういう人材が、今後 和歌山を前に進める事になるのではと話しました。