全国味噌近畿ブロック会議出席 9月17日
2010年9月21日
湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp丸新本家 http://www.marushinhonke.comの新古です。
今回は、全国味噌組合の近畿地区のブロック会で有馬温泉に行きました。
会議の内容は、
集計データ(生産、出荷など)
原料米の事情
PR活動報告などでした。
生産販売共に、今年はほぼ100%で同水準をキープしていました。
生産は 1~7月で241990t
出荷金額は なんと85.4%と落ち込んでいます。
米と味噌の消費量は年々減少傾向に有り 毎年96%位で推移しています。
その点、パンの消費量が増える傾向に有るようです。
丸新本家は、国産大豆と、国産米を使って作っていますが。
一般的な味噌の原料は、海外原料を使っていることが多く、海外原料の調達の話、
先般有った輸入米の事故の話などが話題に上がりました。
私は、今回の会合で言いたいことがあり、出席しました。
それは、我が紀州の金山寺味噌の事が、あまりにも味噌業界では話題に上らない事
全国味噌のHPにも金山寺味噌の事が載っていないことなどを言いました。
米みそ、麦みそ、豆みそ しか無いのです。
せめて、なめ味噌の項目と金山寺味噌の項目の追加を要請しました。
和歌山県の味噌屋は、金山寺味噌に命をかけていると
750年の歴史が有るのに、味噌業界では定義づけも出来ていないんです。
それだけマイナーな食べ物でも有るのでしょうが、これから検討材料に入りそうです。
会長さんも、専務理事さんも聞き入れてくれました。
ここは、天然の炭酸水が出るようで、そこを訪ねてみましたが、工事の後今は、まだ飲めませんでした。
翌日、有馬のてっぽう水を飲みながら 足湯につかって帰りました。
豊臣秀吉ゆかりの温泉で有名で、お湯の色が金色な事から 金の湯だそうです。