わかやま新報 リキシャで日本一周 10月2日
2010年10月2日
湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp
丸新本家 http://www.marushinhonke.com の新古です。
わかやま新報に掲載
徳島市でのゴール目前
ことし3月から、 バングラディシュの三輪自転車タクシー 「リキシャ」 で日本一周の旅に挑戦している写真家の三井昌志さん(35)が30日夜、 和歌山市ト半町のラーメン店 「麺屋ひしお」 に立ち寄った。 同店にしょう油を提供している丸新本家(株)の新古敏朗社長(41)が、 3月末ごろに徳之島で三井さんに出会ったのがきっかけという。 三井さんは2日に徳島市でゴールする予定で、 和歌山が今回の旅、 最後の訪問地になった。
三井さんは京都出身、 東京在住。 2001年からアジアを中心に旅を続け、 そこで出会った人々をレンズに収めてきた。 これまでに旅した国は37カ国。 今回は 「アジアを旅する写真家の視点から日本を見てみたい」 と、 異国情緒漂う色鮮やかなリキシャで徳島を出発。 沖縄から北海道の最北端まで、 総走行距離6500キロという過酷な旅を続けてきた。 この日は堺市を出発し、 ゴールの徳島に渡るフェリーに乗るため和歌山市を訪れた。
リキシャは総重量100キロ、 時速は11キロ程度。 一日に60~70キロ走るが、 体が慣れたのか筋肉痛になることはないという。 毎日、 その日撮った写真を自身のブログで紹介しており、 各地で撮った写真は2万枚になった。
新古社長は半年ぶりの再会に 「あのときは少しだけしか話ができなかったのに、 覚えていてくれてうれしい」 とにっこり。 三井さんは 「旅を通していろんな人と出会い、 いろんな人生を感じられて良かった。 日本人もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました」 と旅の思い出を振り返っていた。
三井さんは徳島市でゴールした後、 3日に東京に戻り 「山手線一周ラストラン」 を行う。 三井さんのホームページは (URLhttp://www.tabisora.com/)。