しょうゆのもろみの撹拌作業(櫂入れ)
2011年1月26日
湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp
丸新本家 http://www.marushinhonke.com の新古です。
しょうゆを醸造するときに 蔵の中で木桶に寝かせています。
商品によりますが、1年半から2年間 熟成発酵させています。
麹と塩水を混ぜ合わせて仕込んだもの(諸味(もろみ))は、
しばらくそのままにして両者をなじませます。
その後、諸味を攪拌して、微生物(乳酸菌、酵母)の発酵を促します。
この作業を「櫂入れ」と呼びます。
(定期的に竹の棒で撹拌)
しょうゆ醸造では昔から「一麹、二櫂、三火入」といわれています。
まず、良い麹を造ること、
次に適切な「櫂入れ」を行うこと、
そして搾った生醤油を加熱(火入)して風味を調整する。