丹波黒で醤油造り 始まりました~
2011年3月2日
湯浅醤油(有) http://www.yuasasyouyu.co.jp
丸新本家 http://www.marushinhonke.com の新古です。
今日から生一本黒豆醤油の仕込みが始まりました。
丹波黒豆を釜で煮て、炒り麦、麹菌で麹作りをします。
今日は、その初日です。
「醤油にするのは、もったいない」と思いながら使っています。
しかし、美味しい醤油は、良い原料から
粗悪なものを使うとやっぱりそれなりの味になります。
実は、この醤油は、1500年前に書かれた世界最古の料理書 「斉民要術」を
ヒントに黒豆の使用に至りました。
これで出来上がったしょうゆが、驚くほど美味しかったのです。
ここに春蒔きのクロダイズを使用する。と載っています。
これをヒントに生産開始したのが
湯浅醤油 「生一本黒豆醤油」なのです。
噂が広まり、
どっちの料理ショーに紹介されたりもしました。
http://www.youtube.com/watch?v=NJgNYuTl5sk (動画)
この醤油の凄いのは、美味しいのに、
素材の旨味を引き出すために脇役に徹するんです。
一般的な美味しい醤油は、醤油の味が「ワ~」と前に出て主張するのが多いんです。
でも、この生一本黒豆醤油は、脇役に徹します。
口では、表現しにくいですが、上品で美味しいしょうゆです。
そこで、旨味について説明させていただきます。
うま味の数値
しょうゆの農林規格があり数値で表されます。
しょうゆに溶け込んでいるアミノ酸量を測定するために、
窒素の含有量を数値化してランク分けしています。(全窒素)
下表の赤線部分
旨味は、特級よりも飛び抜けて多い数値なのです。
それでいて、素材を引き立てるしょうゆなのです。
想像してください。
どんな料理ができるか!
だから、ミシュランシェフも愛用してくれる湯浅醤油なのです。
/wp/michelin/ (ミシュランシェフのページ)
あれっ
話がそれてしまいました~
つい説明に力が入ってしまった
と言うことで、今年の黒豆醤油の仕込みが始まりました。
お買い求めは、下記 丸新本家 ホームページでどうぞ。
http://www.marushinhonke.com/SHOP/28820.html
味が全然違います! 是非