教室レポート

湯浅町立田村小学校にて醤油の授業

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開催日 2017年2月20日、21日
教室内容 醤油の授業 食育 搾り

今回は湯浅町立田村小学校にて醤油の授業でした。

他の小学校と同じく1日目に昨年仕込んだ醤油のもろみを搾り、2日目に瓶詰めします。

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醤油育てているときどんな風に変化していったかな?

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ペットボトルはふくらんだかな?ふくらまなかったかな?色や香りの変化は?児童にきいてみます。

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大事に育てたもろみの搾り方を教えます。布の袋に入れて紐でしばって吊るすのですが、もろみは重いので紐を結ぶときにコツが必要です。

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お手本をみたあと、実践します。

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もろみの入った袋を吊るすと醤油がぽたぽたたれてきます。もうこの時点で人によって醤油の状態が全然違います。

児童「どうしてこんなに色が違うの?」

新古「人によって世話の仕方が違うから醤油の味が変わるんやで~。」

児童「じゃあ、これは世界でひとつしかない味の醤油ってこと?すげー!」

児童大興奮です。私も児童の素晴らしいコメントにびっくりしました。

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みんな真剣にお話をきいてくれました。一日目はここで終わり。2日目の次の授業まで醤油がゆっくりぽたぽた落ちるを待ちます。

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さて、ここから2日目の授業です!

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醤油がたっぷりとボウルにたまっています。

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まずは、この醤油を瓶につめて打栓します。

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そして、まだ醤油を含んでいるもろみを手で搾ります。

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それもまた瓶につめて打栓します。そしてラベルを貼って、出来上がり。

こっちがもろみを布の袋に入れて1晩吊るしてゆっくり時間をかけて搾った醤油。

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こっちが、2日目に手で無理矢理搾ったお醤油。

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色が全然違いますね。ゆっくり醤油が自然にでてくるのを待つと澄んだお醤油になりますが、手で搾り出すともろみのなかの豆や小麦の麹の粒が潰れて、布の隙間から出て行きます。だからこんなに色も味も違うお醤油に仕上がるんですね。

好みの味がどちらになるかは個人差がありますが、手で搾ったお醤油は細かくなったもろみも含まれているので醤油よりも複雑な味がします。

でも子供たちが一番盛り上がるのは手で搾り出してる時ですね笑

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お醤油持って帰って家のみんなで食べてね~!

家族が知らない醤油のお話、みんなが先生になって教えてね~!

田村小学校のみんな、ありがとう~~~~!

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