智辯学園にて味噌づくり教室

こんにちわ！丸新発酵蔵部の宮本です。

本日2018年9月13日は、智辯学園にて味噌づくりの出前授業をさせていただきました。

今年も残すところ3カ月と少し。これが今年最後の出前授業です。

この日は【梅干博士】として数々のTV出演をこなす、和歌山県立医科大学付属病院の宇都宮先生による講義、

当社の丸新本家湯浅醤油5代目の新古社長の講義、そして味噌づくりという盛りだくさんな内容です。

まずは、新古社長による味噌づくりの説明のあと、実際に味噌を仕込みます。

大豆を手でつぶしていきます。これが一番重労働ですね。

「これ工場ではできないよね？工場ではどうやって仕込むのですか。」

といういい質問をいただきました。

工場で製造する場合は、機械で大豆をつぶします。

ハンバーグとかに使うミンチと同じようにミンチにしています。

麹を塩切りして、

先ほどつぶした大豆と一緒に混ぜてます。みんなとっても楽しそうに仕込んでくれます。

人数が多い中、平等に作業をする順番を回したり、効率よく進むように工夫をしたり、

自分たちで考えながら取り組んでいます。

そして、大豆のゆで汁（アメといいます。）で味噌のかたさを調整します。

そして樽に詰めて、

仕込みは完了！

とってもにぎやかに仕込んだのでこのお味噌はたくさんの笑い声を聴いているはず（＊＾＾＊）

美味しいお味噌になりますように～！

このあとは私による、麹菌についての説明と、

そしてそのあとは、宇都宮先生の食育の講義です。

印象的だったのが、あんなににぎやかに仕込んでいたのに講義になると

ピタっと静かになり、ノートを取りながら熱心にお話しを聴いていたことです。

集中して聴く力と、理解力の高さに本当に驚かされました。

一緒にお味噌を仕込むことができて本当に楽しかったです！

みんなで本日仕込んだお味噌は、来年のみそ汁を作る授業の時に食べるようです。

出来上がりが楽しみですね。きっと美味しくできます（＊＾＾＊）