湯浅町立山田小学校にて醤油の仕込みと搾りの授業
開催日 | 2019年2月4、5日 |
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教室内容 | 醤油づくり 食育 搾りの授業 ぽん酢づくり |
こんにちわ!丸新発酵蔵部です。
2019年2月4、5日は湯浅町立山田小学校にて醤油の仕込みと搾りの授業でした。
【まずは1日目】
4年生は昨年仕込んだ醤油のもろみを搾ります。
3年生は醤油のもろみを仕込んで、これから1年近くかけて育てます
まずは4年生、さらし布で作った袋にもろみを入れます。
1年かけて育てたもろみ、どんな味の醤油がでてくるのか楽しみです。
次は3年生、醤油の麹(大豆と小麦にコウジカビを繁殖させたもの)と塩をはかります。
そしてペットボトルに仕込んでいきます。
水をはかるときは、平らな場所へ置いて目盛りを横から見ます~!
一気に入れるとあふれるのでちょっとずつ。
みんなのもろみができました!
これから1年育てるもろみのお世話の方法を教えます。
振りすぎ注意ですよ~。 あくまでも、優しくしてください。
お醤油の赤ちゃんだと思って。
後は余った時間で食塩不使用の醤油と塩を入れた場合を味見しました。
塩を使っていない醤油ってどんな味が気になるところですが、内緒にしておきます。
ちなみに当社の製品ではございません。
塩が入るだけでこんなに味が変わるということを子供達に体験してもらえてうれしいです。
あとは、1年頑張って育ててね!じゃあ3年生はまた来年!
【そして2日目】
次は、4年生の搾りの授業。二日目は出てきたお醤油を瓶詰します。
教室に入ると醤油の香りでいっぱい!醤油がたっぷりでていますね。
袋の中に残っているのはもろみの搾りかすです。
たっぷりとれました!
これを瓶詰していきます。
そしてキャップをします。
世界でひとつだけの味のMY醤油の出来上がり!
そして地域の応援団の獺口さんにいただいた橙で、ポン酢もつくります。
手際が良く、分担しててきぱきと進んでいく作業。さすが4年生!
あとは自分で搾った醤油と混ぜて、自分好みの配合してもらいます。酸っぱいね!
時間が余ったので、チヂミ風のおから餅を作ります。
前回の授業で豆腐づくりをした際、たくさんおからが出たのをみんな覚えていると思います。
実は、そのおからでいろんなものを作ることが出来るんです。
何ができるかはお楽しみ!ざあ材料まぜて捏ねますよ!
きざんだお野菜も入れて混ぜて、
薄く延ばして焼きます~!すると…
チヂミ風のおから餅の完成です~。
出来立てはさくっとしているこのおから餅、しばらくたつともちもちの食感に変化します。
おからのぱさぱさした食感が苦手な子だって食べられます。
このチヂミ風おから餅にみんなが作ってくれたぽん酢をつけていただきます。
4年生は今回やることがとっても多かったけど、大活躍でしたね。
本当にありがとうね!そのおかげでみんなで一緒に食べることが出来ました。
ぽん酢もおから餅も下級生や先生から大好評でしたね。
あと、この日の給食はチャーハンだったんですが、もしかしたらぽん酢かけたら合うかも!?という話になって
みんなで試してみました。橙の果汁とじっくり寝かせた醤油のみのシンプルなぽん酢はチャーハンにもぴったり!
素敵な味変アイテムです。私も初めて挑戦してみましたが、とっても美味しかったです。
こんな面白い発見があるのも楽しいですね。一緒に色々なものを作ってまたゆっくりみんなでお話したいなあと思いました。
では4年生はまた初夏の授業でお会いしましょう!3年生は一年醤油育てるのがんばってね~!