周辺小学校での醤油造り2024しぼり
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開催日 | 2025年2月4日、5日 |
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教室内容 | 小学校醤油造り しぼり |
こんにちは!湯浅醤油の小礒です。
2025年2月4日、5日は周辺小学校に醤油造りの出前授業へ
子供たちと昨年5月に仕込んだもろみを【しぼり】に行ってきました!
毎年、湯浅町の教育委員会さんと一緒に醤油づくりの出前授業を行っています。
夏休みもしっかりお手入れをしてやっと完成目前!ということで子供たちのワクワクがこちらにも伝わってきて来ます。
今年はどんな味かな?と、こちらも毎年楽しみにしています。
早速、搾りの方法を説明して、みんなで作業スタート。
お友達と協力して布袋にペットボトルで作った醤油もろみを入れていきます。
そして、つるして布から自然に染み出てくるお醤油を、一晩ボールに溜めます。
一日目の作業はここまで。1日でどのくらい醤油がとれるでしょうか?
次の日、教室はお醤油のいい匂いがしています。
一晩でこれだけの醤油がとれました。
二日目は溜まった醤油をビンに入れる作業から~
慎重に、醤油の量が均等になるようビンに入れます。
まだまだもろみからはお醤油が絞れるので、みんなで手搾りに挑戦します。どの班も真剣に作業していました。
この時間がいちばんにぎやかです。
搾り方に少しコツがいるため少しだけ苦戦していましたがとても楽しそうでした。
味見もしてみると、【甘い】【少し酸っぱい】【香ばしい】など、班によって味わいが異なっており、同じ材料で作っているのに同じ味にはならないところが不思議で、発酵の面白いところですね。
最後に自分でビンに蓋をして、仕込みから約1年
待ちに待った醤油が完成しました!
お醤油がどんな材料でつくられるのか、どんなふうに変化しながら出来上がっていくのかを体感できるのは、醤油発祥の地ならではの学びですね。毎年、子供たちと醤油づくりを行う機会をいただけて大変うれしいです。
出来上がった醤油が入ったビンを持ち、嬉しそうに教室に戻っていく子供たちがとても印象に残っています。
醤油造りは2025年に20年目に突入します。長く続けられるのも、教育委員会さん、学校の先生方のおかげです。
毎年、本当にありがとうございます。