和歌山市立藤戸台小学校
開催日 | 2017年6月8日(木) |
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教室内容 | 醤油づくり 食育 |
こんにちは!丸新発酵蔵部です!
2017年6月8日は和歌山市立藤戸台小学校にて醤油づくりの授業を行いました。
醤油を作ってみたい!という子供たちからの熱烈なリクエストにより実現したこの出前授業、子供たちの熱意をすごく感じました。手作りの依頼書や、歓迎の言葉等いろいろ準備してくれていて、とてもうれしかったです。
午前中は1クラス、午後は4クラス合同で醤油づくりの授業をさせていただきました。1学年すべての子供と先生の人数を合わせると、なんと170名!こんなにたくさんの人と一緒に醤油を作るなんて、初めてではないでしょうか。
保護者の方にボランティアを募り、手伝ってもらい、醤油づくりをしていきます。
プロジェクターで醤油についての歴史や、材料、作り方を見てもらってから実際に醤油を仕込みます。
まずはペットボトルにじょうごをつけて麹をペットボトルに入れる準備をします。
醤油の麹をこの時に味見してもらうんですけど、子供たちの反応も三者三様で面白いです。美味しい!という子どもから苦手そうに味見している子まで様々…
味の感じ方は人それぞれですが、醤油の麹はまだ醤油の味がしていないという感想はみんな共通だったと思います。これに塩水を入れると、目に見えない微生物たちが活躍して諸味の味や香り、見た目もお醤油らしく変わっていくんですね。
ペットボトルは透明なので、わかりやすいです。酵母がガスを出しているところも観察できますよ。
学校での生活や友達と共にこのお醤油の諸味があるなんて、とても素敵だなあと思います。和歌山は醤油の発祥の地と言われています。この日学んだことを、他の人にも教えてあげてくれたらとっても嬉しいです。
醤油は私たちの生活の中で当たり前のように存在するものです。だからこそ、実は知らないことも多いと思います。大人だって、全てを知っているわけではありません。もしかしたらこの日勉強してもらったみんなより大人の方が知らないかもしれません。まわりに知らない人がいたら今度はみんなが先生になって教えてあげてくださいね。
これから3月までみんなで一緒に育てて、出来上がったら、みんなで味見してみてください。ひとりひとり、違う味のお醤油になっているはずです。世界で一つだけの味です。
みんな、頑張って育ててくださいね。美味しいお醤油になりますように!
和歌山市立藤戸台小学校の先生方、お手伝いしていただいた保護者の方々、そして、しっかりお勉強してくれたり、手伝ってくれた子供たち。
本当にありがとうございました。私自身もとても勉強になった授業でした。
今度は工場にも遊びに来てね!またお会いできるのを楽しみにしてます~~!