湯浅町立湯浅、田栖川、田村小学校にて醤油づくりの出前授業
開催日 | 2019年6月25日 |
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教室内容 | 醤油づくり 食育 出前授業 仕込み |
こんにちわ!丸新発酵蔵部の宮本です
2019年6月25日は湯浅町にある湯浅、田村、田栖川小学校の児童へ醤油づくりの出前授業を行いました。
毎年、こちらの小学校では授業の一環として湯浅町の醤油の歴史や、醤油の作り方などを学ぶ機会を設けています。
この食育活動も、おかげさまで学校の先生方や、教育委員会の方々の協力を得てもう十数年続いています。
日本の醤油の発祥の地は和歌山県の湯浅町と伝えられています。
しかし、それを知らない大人の方も多く、私もかつてはその大人の一人でした。
私自身は和歌山市出身ですが、それでも20年以上前は和歌山県が醤油の発祥の地であると学んだことはなかったような気がします。
驚くのは湯浅町出身で、醤油と金山寺味噌を製造している当社の5代目社長である新古敏朗も学んだことはなかったそうです。
ところが、大人になったころにある他府県の方に教えられ、初めて湯浅町が発祥の地であると知って衝撃を受けたそうです。
(今でもトラウマであるとよくお話しされています。)
そのことがきっかけで、地元の周辺の小学校で教えていかなくてはいけないと一念発起し、
各小学校や教育委員会の先生方と共に食育活動をはじめたのがきっかけでこの授業が始まりました。
毎年この時期の授業で醤油のもろみを仕込み、2月に搾ります。
良いお天気にも恵まれ、校庭はまぶしいほどです。
まずは、教育委員会の方と準備。
そして子供達入場。
まずは湯浅町の醤油の歴史と、醤油の材料のお話。
そして実際に仕込んでいきます。醤油の麹と塩をペットボトルに入れます。
そして、水を入れます。
そして塩が溶けるようにペットボトルをふったら出来上がり。
このあと8カ月かけて育てます。読売新聞さんも取材に来てくださり、みんなインタビュされていましたね。
そして、田村小学校に移動して同様の授業をします。
今回は田栖川小学校の児童との行動授業です。
なんとテレビの取材のアナウンサーやカメラマンの方々も一緒です。
こちらでは、材料をはかったり、
大人が撮影したり
インタビューがあったりと内容が盛りだくさん。
最後に、もろみの手入れの仕方をみんなでカメラの前で披露して終わりました。
1年も経つともろみの色もこんなに変わりますよ。
がんばってそだててね!2月にまたお会いできるのを楽しみにしています