田村小学校　田栖川小学校　湯浅小学校にて醤油出前授業

こんにちわ！丸新発酵蔵部です。

湯浅町の周辺の田村、田栖川、湯浅小学校にて醤油づくりの搾りの出前授業でした。

去年の初夏に仕込んだお醤油のもろみをしぼって醤油にしていきます。

一日目は布の袋にもろみを入れます。

そしてその布袋を紐を使って吊るします。

諸味から自然にお醤油が出てくるのを待ちます。

みんなそれぞれ味の違うお醤油に仕上がっているので、他の人の醤油を味見をしてもらいます。

全く違う味のお醤油にみんな驚いていました。同じ材料で、同じ日に同じ量で仕込んだお醤油も作り手が変わると味が変わるのです。

それと同じように、お店に並んでいるお醤油もみんな同じ味ではないんです。

この日はこれで終わり、翌日は搾ったお醤油をガラス瓶に詰めていきます。

そして、まだ諸味に醤油が残っているので、手で搾ってみます。

醤油の色が全然違いますね。

強い力で搾ると、大豆や小麦の麹がつぶれて布袋の隙間から出て行くので濁ります。

諸味から自然と落ちてくるのを待ったお醤油より雑味が多くなりますが、醤油がいっぱいある方がうれしいですもんね。

これはこれで、複雑な味がして美味しいのです。

田村、田栖川、湯浅小学校のみんな、教育委員会の皆さま、2日間本当にありがとうございました！

みんなで一生懸命作ったお醤油、是非おうちの人と食べてみてね～～～～！