FACEBOOKグループ 和歌山の自慢を共有しましょう様 なれ寿司づくり
開催日 | 2015年10月4日 |
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教室内容 | なれ寿司づくり体験 |
本日はFACEBOOKグループ 「和歌山の自慢を共有しましょう」様のなれ寿司づくり体験教室でした。
みなさんはなれ寿司って知っていますか?
なれ寿司というと、和歌山のラーメン屋さんにおいてあるお寿司を思い浮かべる方が多いかもしれません。
が、ちょっと違うんです。あちらは早寿司といって酢飯にしめた鯖をのせてあせやばらんに巻いたものですね。
なれ寿司とは、和歌山に伝わる伝統食(発酵食品)のひとつ。鯖の押し寿司をあせの葉で巻き、
重しをして5日~7日寝かせ熟成させたもの。お祭りなどの時に作る風習があります。
伝統的ななれ寿司は酢飯をつかわず、塩と昆布で炊いたごはんを使います。
酢飯とはまた違う酸味が乳酸発酵によって自然とでてきますし、鯖の凝縮したうまみがかめばかむほど感じられるとてもおいしいお寿司です。
ぜひぜひ、和歌山の自慢として共有していただきたいですね~~!
この日は動画におさめるためにカメラマンもきております。
普段は伝統野菜の湯浅なすの生産者でもある、湯浅町山田地区のなれ寿司づくりの名人の方々、なれ寿司をついでいく活動をしていて塩鯖の手配をしてくれた半邊さんをおまねきして、なれ寿司についてのお勉強スタートです。
昆布と塩で炊いたシンプルなごはん
アセ、バラン、しゅろの葉、塩抜きして骨をぬいた鯖も準備します。
参加者の方にごはんをはかってもらいます。
そしてそのごはんをねり、成型します。
そしてアセ、バラン、しゅろの葉を使って巻きます。これがまた、なれないうちは難しい。
参加者の方、真剣に巻いていきます。
ここからも重労働~!お寿司を空気がはいらないように木桶にキュウキュウに詰めていきます。
そして、一段詰めるごとに、中蓋を強いて上に乗り、しっかりかためます。
最後に重石をして、塩水で満たしてあとは9日まで待つだけでございます~!
今回の山田地区のなれ寿司名人さん達は普段は和歌山の伝統野菜の湯浅なすの生産者でもあります。
今日はその湯浅なすを使った金山寺味噌と茶粥の試食でした。最後まで和歌山らしい教室でした。
名人のみなさん、参加者のみなさん、本日はお疲れ様でした~~~!!そしてありがとうございます!
9日に出すの楽しみですね~!