第44回丸新発酵蔵部 大人の金山寺味噌教室
開催日 | 2022年8月7日(日) |
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教室内容 | 金山寺味噌教室 |
こんにちは!丸新発酵蔵部の宮本です。
2022年の8月7日(日)は第44回丸新発酵蔵部 大人の金山寺味噌教室でした。
もちろん伝統野菜の湯浅なすを使っています!
※湯浅なすとは↓
湯浅地方に昔から伝わる固有の紀州伝統野菜「湯浅なす」。
実がギュッと詰まっていて通常のなすより比重が高いが、火を入れると甘くて「トロのように」柔らかくなる。
紫色が濃く、色艶があり、丸いのが特徴です。
「湯浅なす」は、江戸時代から金山寺味噌などを作るために湯浅で栽培され続け、外に出ていない固定種。
大正時代には和歌山県のなす生産量の約10%を占めるほどでしたが、
大量生産を追及した管理農業により地元の野菜の流通販路が減少し、
併せて湯浅なすを使用した金山寺味噌を生産する人の減少の影響を受けて、生産農家が減り続けました。
平成21年、ついに湯浅なすの生産農家が1~2軒まで激減、絶滅の危機にあると聞き、
和歌山で育まれ受け継がれてきた伝統野菜を後世に伝えていき、
地域復興を図るためのプロジェクトによって復活した伝統野菜です。
そんな貴重な湯浅なすと赤紫蘇
白瓜
生姜などなどと、金山寺麹。大豆 麦 米にコウジカビはやしたやつね。これで仕込みます。
もともとは夏のお野菜の保存食でしたので、今でも夏野菜が使われています。
野菜の塩漬けをした、
金山寺味噌の歴史の話をして、
仕込みの続きをします。
容器につめたら仕込みは完了。あとは家で発酵熟成させてくださいね。