FACEBOOKグループ 和歌山の自慢を共有しましょう様 金山寺味噌づくり
開催日 | 2015年8月2日 |
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教室内容 | 金山寺味噌作り |
本日は午後からFACEBOOKグループの和歌山の自慢を共有しましょう様
の金山寺味噌づくりでした。
和歌山の自慢を共有する…素敵な活動ですね。
是非和歌山の自慢である金山寺味噌について学んでいただきましょう。
金山寺味噌は760年前に中国大陸から紀州につたわってきた野菜の保存食のようなものです。
おみそ汁にするおみそではなくて、そのまま食べるおかず味噌ですね♪
さて、その金山寺味噌は何からつくられているかというと、
材料は大豆、麦、米の麹に、ウリ、なす、しそ、しょうがなどの夏野菜です。
すべての材料と塩などの調味料を混ぜ合わせて常温で発酵させてつくります。
夏野菜を使うことが多いのは、野菜がいっぱい取れる夏にたくさん仕込み、野菜があまりとれない冬にも食べれるようにした保存食だったからですね。
ちなみに、常温で発酵させていると、おみその上に旨みたっぷりの水分がでてきます。
昔の人がこの液体を集めて料理の味付けに使ったところ、とてもおいしくできたので、この少ししか取れない液体をもっと沢山つくれないか?と考えられてお醬油が生まれたといわれています。
だから、実は金山寺味噌はお醤油のお父さんお母さんみたいなものなんですね。
紀州では「おかいさん」という茶粥と合わせて食べることが多いです。
あとはきゅうりにのせて食べたり、お肉やお魚にも合いますので、ぜひ色んなお料理の味付けとしてもお使いください~。
さてじゃあ教室に戻ります。まず材料はこちら
ちなみにこの丸っこいおなすは紀州伝統野菜の湯浅なすといいます。
形は水なすに似ているけれど、水分が少なくて実がぎっしりつまった、金山寺味噌にぴったりのおなすです。
今回は金山寺味噌になりますが、調理してもとろっとして甘みがあってとても美味しいおなすです。生のまま食べても、甘い。
野菜の切り方、一生懸命見てくれています。
瓜はまず種をとります。飛び散るので一苦労です。
なすとうりを切って、しそは手でちぎります。
金山寺味噌の麹を調味料と混ぜて
さらに野菜も加えてよく混ぜます。
みんなの分を取り分けて、完成!
あとは各自、家で中蓋を敷いて重石をして発酵させてください。
本日はありがとうございました~!
みなさんのお味噌が美味しくなりますように!